2024/05/04

Taiwan Today

経済

台湾の白米が25日、初めて中国大陸へ

2012/07/25
台湾のおいしい米が初めて中国大陸に。写真は台稉9号。(台中区農業改良場サイトより)

台湾産の白米が初めて中国大陸に輸出される。「台稉9号」20トンは25日に台中港を出発、26日に中国大陸の福州馬尾港に到着する。28日にはアモイ(廈門)に運ばれる。残りの80トンは8月から9月にかけて引き続き出荷される。

行政院農業委員会農糧署は、中国大陸が台湾産の米の輸入を解禁してから初めて輸入する台湾産白米は、中国大陸の中糧国際有限会社が台湾の彰化県聯米企業株式会社から購入した「台稉9号」で、1袋2キロにパックされたものと説明。合計100トン。第一陣の20トンは26日に福州馬尾港に着き、中国大陸のスーパーマーケットで販売される。

農糧署では、台湾産の白米はすでに日本、アメリカ、カナダ、オーストラリア、欧州連合(EU)など27カ国に輸出されており、昨年の輸出量は2010年の1459トンから30%増の1894トンに増えたと強調。今年下半期の輸出上限は5万トンだが、必要に応じて調整するとしている。今年はこれまでに1000トンあまりを輸出。そのうち日本向けが370トン、香港が267トン、オーストラリアが205トン、その他、シンガポールやマレーシア、アメリカなどが輸出先となっている。

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