中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)は26日、見本市の会場運営や主催を手掛ける日本の東京ビッグサイトと業務提携覚書(MOU)を締結した。台北で行われた覚書の署名には、TAITRAの趙永全秘書長と東京ビッグサイトの島田健一社長が共同で臨んだ。
TAITRAは、「日本は、見本市や国際会議、イベントなどの開催を扱うMICE産業ではアジア・太平洋地域の重要国であり、開催される見本市は台湾の4倍、国際会議は2.2倍の規模となっている。また、東京ビッグサイトは同地域のMICE産業をリードする存在だ」と指摘した。
TAITRAによると、双方はそれぞれが開催する見本市PRで協力し、さらにはソフト面からハード面までの運営、安全性、危機管理についても情報交換を行っていく。