英国ロンドンで行われている2012年の夏季オリンピックでは29日、重量挙げ女子53キロ級競技が行われ、中華民国(台湾)代表の許淑浄選手がトータル219キログラム(スナッチ96キログラム、ジャーク123キログラム)を挙げ、銀メダルを獲得した。台湾の代表チームにとっては記念すべき1個目のメダルとなった。
表彰台に上がった許選手は、身に着けたスポーツウェアの左胸の中華台北のマークを指差し、会場の観客に向かって自身が台湾から来た選手であることをアピールした。
台湾はオリンピックの重量挙げ競技では、1984年のロサンゼルス大会で参加を再開してから、毎回連続で出場を果たし、これまで銀1個、銅4個のメダルを獲得している。前回の北京大会では銅2個を獲得し、メダルが狙える競技の一つとなっている。