経済部国際貿易局が主催し、中華民国対外貿易発展協会（TAITRA）が実行する商談会「アメリカ・ビジネスチャンスデー」が16日に台北国際コンベンションセンターで開催される。すでに、年間売り上げ1000億米ドルを超える業者をはじめとする、アメリカの大型バイヤー27社が台湾での調達に来ることが決まっている。
今回の調達品目は、電子、情報通信、自動車部品、食品、DIY製品、家具、文具、既製服、布地、スポーツ用品、薬品など多様。台湾の業者300社あまりがすでに1対1の商談への参加を申し込んでいる。
アメリカからのバイヤーでは医薬品卸売り大手のMcKesson Corp.をはじめ、年間売り上げが10億ドルを超える企業が11社参加。この11社には、著名な自動車部品メーカー、TRW Asia PacificやスポーツブランドのThe North Faceで知られるアパレル大手のV.F. Corporation、粘着ラベル材メーカー、Avery Dennisonなどが含まれる。
16日午前には産業の属性に応じてグループ分けしたうえで、調達戦略説明会を開き、台湾の業者にアメリカのバイヤーたちのニーズを理解させる。午後にはアメリカのバイヤー27社があらかじめ絞り込んだ台湾のサプライヤーと1対1の専門的な商談会を行うことになっている。