日本の東京都はこのほど、世界の各都市と大規模な災害時の対応での協力関係を強めるため、「アジア大都市ネットワーク21」を通して、9月1日に行う「2012年総合防災演習」に台北市の捜索救助隊が参加するよう要請、台北市ではこれに応じて演習に参加する。台北市が要請を受けて参加するのは6度目。
台北市消防局によると、演習内容は東京が大地震に見舞われ、東京都が台北市捜索救助隊の支援を受けて、倒壊した建物に閉じ込められた生存者を人命探査装置で探し、救出するというもの。
台北市の捜索救助隊は2000年9月21日に結成された、米国緊急事態管理庁(FEMA)の訓練プログラムを受けた台湾初の捜索救助隊。現在、130人の隊員と9頭の災害救助犬を擁する。