2024/05/05

Taiwan Today

経済

台北市映画委員会、イタリアのRai Cinemaと提携

2012/09/04
ベネチア国際映画祭では、かつて侯孝賢監督の『悲情城市』や、アン・リー監督の『ラスト、コーション』などの台湾出身の監督の作品が、金獅子賞を受賞している。(台北市電影委員会提供、中央社)

台北市での映画のロケ撮影を推進する「台北市映画委員会(TAIPEI FILM COMMISSION」は1日、開催中のベネチア国際映画祭において、イタリアの公共放送RAIグループ傘下で、映画制作を手掛けるRai Cinemaと提携することで覚書を締結した。双方は映画制作者に対し、ロケハンや宿泊、撮影協力、PR、マーケティングなどにおいてサービスを提供し、国際間協力の基盤づくりに取り組む。

台北市映画委員会にとって、Rai Cinemaは、2010年に提携契約したフランスの「Ile de France Film Commission」に続く2つ目の海外提携先となる。Rai Cinemaは1942年設立で、ベネチア国際映画祭の最大の協力パートナーでもある。

台北市映画委員会は、イタリアとの交流の枠組み構築で、台湾映画が国際的により高い注目を集めることもできるとの期待を示した。

ランキング

新着