文化部は4日、「TENT London展」の壮行記者会見を開催。同展示会では台湾の出展企業18社が創意と台湾の文化的要素あふれる作品を紹介する。出展作品の多くは、竹製の椅子やわらともみを使ったベンチ、苗栗のイグサで編んだ抱き枕と花瓶など、台湾の原材料を素材としたものとなっている。
今回の「TENT London展」における台湾パビリオンのデザインは、樹林と空の光から発想されたもの。台湾特有の竹をLED技術と結びつけ、樹林が空から伸び、空の光が下から展示スペースを照らすイメージを表現、台湾の文化的クリエイティビティーが伝統と自然、創意と科学技術を融合した、まったく新しい姿を伝えるという。
文化部では、文化クリエイティブ産業の業者が国際的な市場を開拓するのを助けるため、7月に日本の東京で行われた「GIFTEXワールド2012」に続いて、今月初めにはフランスのパリでの家具インテリア展に参加、三つ目の見本市として今月20日から23日までイギリスのロンドンで開かれる「TENT London展」に参加すると説明している。