2024/04/29

Taiwan Today

経済

WEF世界競争力、台湾は3年連続ポイント増で13位維持

2012/09/06
台湾の世界における競争力は13位。アジアでは4位。写真は台北101。(旧行政院新聞局サイトより)

世界経済フォーラム(WEF)は5日午後2時に2012年版の「世界競争力ランキング」を発表。中華民国(台湾)のポイントは3年連続で増加、2007年以来最高の5.28ポイントとなった。世界ランキングは2010年以来の13位を維持した。WEFはレポートの中で、中華民国の競争力は依然として強いと称えた。

WEFは毎年、世界144の国・地域を対象に競争力ランキングを調査。調査項目は111項目、それが12項目に大別され、その12項目はさらに3大分野に分けられている。今年、中華民国はアジアの国・地域の中ではシンガポール、香港、日本に次ぐ4位で、韓国を4年連続で上回った。

今年、詳細な項目で中華民国が世界ランキング上位10位に入ったのは26項目。中華民国が26項目で上位10位に入ったのは、WEFが世界ランキングを発表するようになった2006年以来、最高の成績。26項目のうち、産業クラスター、現地の市場競争、インフレ率、金融業の廉価なサービス料金、マラリア発生率など10項目は上位5位入り。その他の16項目のうち、政府の行政法規の負担(前回より20位上昇の10位)、新事業スタートのための行政手続き(26位上昇の8位)などは順位を大幅に上げており、政府が長期にわたって、行政機能向上、規制緩和、企業の利便性向上措置に取り組んできた成果が示された。

WEFでは、台湾の優位性は商品市場の高い効率性(8位)、堅実な高等教育(9位)、成熟した企業群(13位)を有することと指摘している。

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