半導体と液晶パネルの受注拡大の恩恵を受け、8月の工業生産指数は136.6で過去二番目の高さとなった。前年同月比では1.89%の上昇で2ヶ月連続のプラス。経済部によると、8月の工業生産指数を押し上げたのは製造業のうち電子部品と化学材料。
経済部は、台湾の輸出は緩やかに回復すると予想、さらにスマートフォン、タブレット型PCなど、新技術を伴う製品が相次いで売り出され、新OSのWindows 8もまもなく登場することが関連部品の生産を牽引すると見ている。また、石油化学製品の生産も正常なペースに戻っており、鉄鋼業の減産分を補うとしている。