財政部関税総局は26日、ドイツの連邦財政省税関刑事局と、「台湾の税関とドイツの税関による通関業務における詐欺行為撲滅に関する協力協定（The Arrangement on Cooperation Between the Taiwan Customs Service and the German Customs Service to Combat Customs Fraud）」を締結したと発表した。税関協力協定としては欧州連合（EU）および中国大陸と交わした協定に次ぐもので、国際協力の分野で、さらに前向きな成果を上げた。
関税総局によると、ドイツとの協定は、中国大陸と交わした内容と異なり、「通関業務における詐欺行為撲滅」に重点が置かれている。通関業務における詐欺行為とは、文書偽造や虚偽の報告などを指す。