世界標準を策定した先人に感謝する10月14日の世界標準の日（World Standards Day）に合わせ、経済部標準検査局は2日から、標準化に関する一連のイベントを行う。まず2日に「ナノ薄膜標準技術フォーラム」、3日に「2012年電気自動車（EV）車輌標準試験技術シンポジウム」を行う。11日には「医療ケア産業製品標準・試験技術国際シンポジウム」と、「燃料電池試験と安全規格国際標準の発展の現況と動向に関するシンポジウム」を開催する。17日には「新型ディスプレイ産業標準フォーラム」、翌18日に「4G技術の応用とBeyond 4G技術の発展動向シンポジウム」を開く。
このうち、11日の「医療ケア産業製品標準・試験技術国際シンポジウム」では、米国の専門家を招き、医療標準のIEC 60601-1 3rdが要求する条件を説明する。また、日本からも専門家を招き、日本の共用品・共用サービス（最初からすべての人々を対象に、適合するよう考える共用設計に基づいた商品）産業の概況について検討する。18日の「4G技術の応用とBeyond 4G技術の発展動向シンポジウム」については、専門家から世界の4G市場の応用動向や、4Gの重要技術であるLTEの発展の流れと標準化の現状について説明があり、4Gテスト設備の展示もある。イベントの詳しい内容とスケジュールは経済部標準検査局サイト（http://www.bsmi.gov.tw/wSite/ct?xItem=44038&ctNode=1512&mp=1、http://www.bsmi.gov.tw/wSite/ct?xItem=44074&ctNode=1510&mp=1、中国語）で紹介している。