農村の再生と持続可能な発展を促し、これに関連する問題について国際的な交流を深めるため、行政院農業委員会は食糧及び肥料技術センター（Food & Fertilizer Technology Center、FFTC）を通じ、10月2日と3日の両日、台北市で「アジア太平洋地域における農村再生の強化に関する国際シンポジウム（Enhancement of Rural Community Revitalization in the Asia Pacific Region）」を開催する。シンポジウムにはドイツや日本、韓国、タイ、フィリピン、マレーシア、インドネシア、ベトナム、中華民国（台湾）の計9カ国から専門家18人が出席し、各国の農村再生に関する研究成果やこれまでの経験談を発表する。
初日の2日には、ドイツ、日本、タイ、台湾の専門家が「農村再生」について、基調講演を行い、農村再生に必要な知識や、再生に成功したケースを紹介。3日は、アジア太平洋地域の各国の専門家と、農村のリーダーらが、現在進行中の農村再生の個別事例についてケーススタディーを行い、自身の経験を語り合う内容となっている。