2024/04/29

Taiwan Today

経済

台湾国際太陽光発電見本市、商機は2億米ドルに

2012/10/03
(台湾国際太陽光発電フォーラム&見本市サイトより)

中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)、国際半導体設備材料産業協会(SEMI)、台湾太陽光電産業協会(TPVIA)が共同主催する、「台湾国際太陽光発電フォーラム&見本市(PV Taiwan 2012)」は3日から5日まで台北世界貿易センター第1展示ホールで開かれている。同見本市では9ヶ国からの214企業が557のブースを使って技術や製品を紹介、台湾からは上場企業と店頭公開企業が合計27社参加しており、合計2億米ドルの商談がまとまるものと見られている。

会場では「太陽電池、モジュール、システム」、「HCPV(高集光太陽電池)」、「DSSC(色素増感太陽電池」、「低炭素、汚染ゼロをテーマとした応用製品の展示」の4パビリオンを設置。SEMIによると、太陽電池の生産量で台湾は世界の12%を占めて2位。今回の見本市では、技術シンポジウムを7回、世界の太陽エネルギー政策に関する説明会を8回行うことになっており、世界各国の太陽光電専門家25人がこれらの会議に参加、14の研究論文を発表する。海外からのバイヤーとの個別調達商談会も多く開かれる。

なお、太陽電池の導電性ポリマーで世界2位のヘレウス(Heraeus)社は2日、台湾に生産拠点を設けると発表している。

ランキング

新着