経済部は2日、海外で事業展開する台湾系企業を対象とした投資説明会を、台南市で開催した。この結果、艾芙特家電と龍燈生技の2社が台南での拠点設置の意向を表明した。また、20社がすでに経済部と投資意向書を交わしている。投資総額は378億台湾元(約1,008億日本円)に上る見通し。さらに、仏スポーツ用品販売のデカスロンが、台中での旗艦店開設に引き続き、2番目の店舗を台南に設置すると表明している。
経済部は今年度、地方政府との協力強化を通じ、北部、中部、南部、東部で4回にわたって投資説明会を開催。次回は離島の金門県で開かれる。同部はこのほか、8日にも欧米や日本などの外資系企業を対象にした投資説明会を台北市で行う。さらに海外へも訪問団を派遣し、現地での投資誘致に取り組む。