2024/05/06

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経済

アジア太平洋伝統芸術フェス、今年は西・中央アジアがテーマ

2012/10/04
3日に行われた開幕前の記者会見でアラビア文の書道作品を披露するイラン人の芸術家。(左)(文化部サイトより)

国立伝統芸術センター(宜蘭県五結郷)が主催する「2012年アジア太平洋伝統芸術フェスティバル」が6日から14日まで同センターで開かれる。今年は外国から5団体、台湾からは8つの芸術団体が参加する。

今年は、「時を越えて、FUN、シルクロード」をテーマに、中央アジア、西アジアの文化と芸術を紹介、世界の工芸作家60人近くを招く。同フェスティバルは9日間、公演団体は二段階に分かれて順番に登場する。第一段階(10/6-10/9)は、イランの民俗楽団「SABA」(Iranian Music Ensemble“SABA”)とウズベキスタンの民族音楽舞踊団(Uzbekistan Folk Dance & Music Ensemble)。第二段階(10/10-10/14)は、カザフスタンの「Turan」民族楽団(Ethno-Folk Ensemble “Turan”)、トルコのブルサ民族音楽舞踊団(Bursa Kilic-Kalkan Folk Music & Dance Group)、インドのTanusree Shankar舞踊団(Tanusree Shankar Dance Company)。また、シルクロード文明の体験を強化するため、今年は「シルクロード創意バザー」を企画、中央アジアや西アジアの漆器、織物、木彫り、ガラス玉、銀のアクセサリー、皮製のアクセサリーなどの手工芸品を展示販売する。

西アジアや中央アジアの公演団体の他、台湾からも、台湾国楽団、台北民族舞団、若手舞踏家の張逸軍氏、汎絲路楽団、塔拉那現場芸術、敦煌古典舞集、欧陽慧珍舞踏団、絲竹空ジャズ楽団の8団体が参加する。

台湾の人と結婚して台湾に移り住んだ外国籍ならびに中国大陸籍の人、及び居留証を持つ外国人を対象に、国立伝統芸術センターでは10月は入場無料の措置をとる。また、中華民国の双十国慶日(建国記念日)の10月10日には、10月10日生まれの人の入場料を無料にする。

詳細は伝統芸術センターまで
電話 : (03)9507711
ホームページ : http://www.ncfta.gov.tw (中国語)

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