経済部国際貿易局は5日、10月を年間調達強化月間とすることを発表した。この間、「ムスリム調達商機シンポジウムおよび調達商談会」、「台北国際エレクトロニクス見本市（TAITRONICS）」、「台湾産業クラスター調達ウィーク」、「台湾・EU貿易商談調達マッチング大会」など大型の調達商談イベントを相次いで開催する。期間中には数百人に上るバイヤーが調達商談のため来台する予定。
「台湾産業クラスター調達ウィーク」は、10月15日から19日に行われ、日本や韓国、インドネシア、マレーシアなど18カ国の有力バイヤー255人を台湾に招き、調達商談を進める。日本からは電気・通信機器メーカーの河村電気産業（調達予定品目は電子製品）などが来台する。
このほか、9日には台湾世界貿易センター（TWTC）南港展示場で、外国政府の大型調達案を落札した企業50社以上が来台し、「政府調達大会（Sourcing Taiwan for Government Procurement 2012）」を行う。9日にはTWTC展示ホール1で、「2012年ムスリム調達商機シンポジウムおよび調達商談会」を開催する。24日には「台湾・EU貿易商談調達マッチング大会」が、台北国際会議センター（TICC）で開かれ、EUの加盟18カ国からバイヤー85社が来台し、調達を進める。これら一連のイベントは、バイヤーのための調達プラットフォーム「iSourcing（http://isourcing.taiwantrade.com.tw、英語、中国語）」で詳細を紹介している。
経済部はさらに、消費を刺激し、観光商機をつかむため、台湾全土のさまざまな商業施設が優待クーポンで割引サービスを提供する「2012台湾購物節（台湾ショッピングフェスティバル）」を開催。優待クーポンを特設ウェブサイトでダウンロードして印刷、または新聞掲載のクーポンを切り抜いて持参すれば、割引サービスが受けられる。イベントの詳細は特設ウェブサイト「台湾購物節（http://www.taiwanshopping.org、中国語）」で紹介している。期間は10月13日から12月20日まで。