台湾が高齢社会に向かう中、台南市にある国立成功大学では13日から「コミュニティー楽齢運動健康促進」国際サミットを開催、台湾、フィンランド、日本の専門家が集い、高齢者に関する政策について話し合う。「楽齢」とは60歳以上の人を指す言葉。
13日に行われる第1回は、「フィンランドのコミュニティーにおける60歳以上の人の運動と健康促進シンポジウム」で、フィンランドの学者、Erkki Olavi Tervo氏がフィンランドにおける高齢者に対する運動の指導実務とその経験を紹介する。
第2回は11月24日に行われる「日本のコミュニティーにおける60歳以上の人の運動と健康促進シンポジウム」で、日本介護予防指導者協会の専門家が、高齢者ケアならびに高齢者の認知、運動、口腔機能についての解説と実演を行う。