2024/04/30

Taiwan Today

経済

台湾産業クラスター調達商談会、5日連続で開催

2012/10/15

経済部は15日から、初の試み「台湾産業クラスター調達商談会(略称は産業クラスターウィーク)」を開催する。北部・中部・南部の各地の産業クラスターで調達商談会を開き、23カ国のバイヤー225人と、台湾企業670社が、延べ1,500回を超える調達商談会を進める。イベント全体を通じた調達目標は50億台湾元(約134億2,000万日本円)近くとしている。

経済部国際貿易局は、今回行う産業クラスターウィークについて、台北と台中、台南、高雄で計5回の国際調達商談会を行い、特に工作機械やハンドツールのメーカーが集積する台中では連続2回にわたって開催すると説明した。具体的な日程と場所(商談品目)は、15日が台北の台北国際会議センター(情報通信技術-ICT製品、電子製品、電機・電力設備、食品機械、医療器材)、16日が高雄の中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)高雄事務所(ねじ類、鉄鋼製品、冷凍食品、冷凍水産品)、17日と18日が台中のエバーグリーンホテル(金属加工機械、木工機械、自転車、金物類、ハンドツール、オイルシール)、19日が台南の台南ランディスホテル(自動車部品・アクセサリー、バイオテクノロジー)となっている。

5日間にわたる調達イベントには、数多くの海外企業が来台し、調達に向けた商談を行う。電子機器を調達する予定の日本の河村電器産業や、電子製品およびねじ・ナット調達予定の中国大陸の武漢鋼鉄集団が参加するほか、クウェートのブクハムシーン・グループが鉄鋼や建材の調達に意欲を示し、インドのMarathonも自動車部品を調達する予定となっている。

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