「台湾クオリティ、イノベーションの躍進」がテーマの、2012年「クオリティ・ウィーク」が始まった。経済部中小企業処は22日から26日の5日間、企業や一般の人々による質のさらなる向上への注目と理解を促すため、国立台湾大学医学部付属病院国際会議センターで一連のイベントを開催する。テーマに沿ったシンポジウムのほか、「顧客の実感を参加者が感じ取る」という目的をより際立たせるため、これまで中小企業処が指導した優れた成功例の成果を一堂に集めて紹介。「グリーンライフ館」、「くらしの味わい」、「きめ細やかな食の感触」、「バス・トイレタリー体験」といったテーマを通じ、実際のシチュエーションと体験をリンクさせ、製品の実物を展示する。
このほか、内外から著名な専門家を招き、クオリティに関する最新の情報と参考にできる優れたモデルケースを紹介する。日本から日本能率協会（JMAC）経営戦略本部の竹村薫チーフ･コンサルタント、本田技研工業鈴鹿製作所の市毛弘之・品質技術ディレクターなども来台する。イベントの詳しい内容は、中小企業処による「中小企業品質管理向上計画」の特設サイト（http://mymkc.com/app/edms/cpc2546/EDM/qc/day1.html#01）で紹介している。