世界銀行は22日、世界各地の経済体の中小企業のビジネス環境に関する2013年版の調査報告書を発表した。同報告書によると、台湾は「ビジネスのしやすさ」で世界185経済体のうち16番目と、前年から9ランク前進、上位20位入りを果たした。
同報告書によると、台湾の順位が9ランク前進と大幅に向上したのは、建築許可申請の際の審査と、投資家保護の関連法規の面で、前年に比べて大幅な改善がみられたことが主な要因。
この報告書は、世界各地の185経済体におけるビジネスのしやすさについて、10項目の指標を基準に評価、比較したもの。台湾は「ビジネスのしやすさ」で、2008年には世界61位だったが、法改革に前向きに取り組んだ結果、2009年には46位に、2010年には33位に上昇した。昨年2011年にはさらに25位まで前進し、今回再び大幅に躍進、上位20位入りを果たした。