行政院は1日、「台北松山空港開発計画」を承認した。台北市、交通部、国防部が協力、同空港を「首都ビジネス空港」ならびに「国内路線のハブ空港」と位置づけ、「空港パーク」の概念で周辺の公有地にビジネスホテルや見本市・会議場、百貨店などを建設する。11月下旬には投資誘致説明会を開催、200～400億台湾元（約548～1097億日本円）の投資を誘致し、約1万人分の雇用機会を創出できる見通し。
松山空港の総合開発計画は空港範囲と周辺の二つの部分に分かれる。空港範囲には見本市・会議場、ショッピングセンター、ホテルなどビジネスに関する機能を導入。周辺の土地では、関連部署が協力して、軍部の所有する土地や基地エリアを都市再開発計画内に加え、これらの土地と松山空港とが相互に作用する形で整備していく。