2024/05/04

Taiwan Today

経済

「MIT」から「DIT」へ、十大産業ではデザイン業が焦点に

2012/11/08
(行政院サイトより)

産業が多元化とイノベーションへと向かうことを奨励するため、行政院は7日、経済部の提出した「2020年の十大重点産業発展戦略とそれに向けた措置」を話し合った。討論ではデザイン産業に関心が集まり、新たなファッション産業のイノベーションパークを建設し、台湾のデザインサービス業を中華圏におけるリーダーに育てる構想が打ち出された。「MIT(メイド・イン・タイワン)」から、次の段階の「DIT(デザイン・イン・タイワン)」に進化させ、台湾がデザインした製品の優れたイメージを築き上げる。

経済部では、デザイン産業の実質GDP(国内総生産)を向こう10年間、8.69%の割合で成長させていき、金額にして485億台湾元(約1331億日本円)に成長させるとしており、デザインサービス業従事者の年間一人当たりGDPを現在より50.6%増やして116万台湾元(約318万日本円)にするとしている。また、従事者の数も1万2000人増の4万1700人にする考え。

経済部の提案した2020年の十大重点産業とは、精密機械、インテリジェント・オートメーション産業、高付加価値金属材料、スマート携帯デバイス、インテリジェント・エレクトロニクス産業、スマートライフ産業、高付加価値石油化学業、高付加価値紡織産業、デザイン産業、情報サービス業。

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