米経済誌フォーブスは米東部時間14日、2012年「ビジネスに最適な国（Best Countries for Business）」の世界ランキングを発表した。台湾は昨年の26位から、今年は16位へと大きく前進した。
フォーブスは、「台湾は活力に溢れた経済体である。投資と貿易において政府が主導する状況は徐々に縮小し、大型の国有企業や工業も民営化が進んでいる。電子産業、機械産業、石油化学工業がけん引する輸出が、経済成長の原動力である」と評価した。これに関し、中国大陸との台湾海峡両岸経済協力枠組み協議（ECFA）の締結や、シンガポールとの自由貿易協定（FTA）交渉が、台湾経済により大きなチャンスをもたらしている。
台湾はフォーブスの「「ビジネスに最適な国」世界ランキングで、昨年の26位から躍進し、今年は16位となった。アジアでは世界3位の香港と同4位のシンガポールに次いで3番目だった。