第2回台湾海峡両岸産業合作フォーラムが21日と22日に台湾北西部の新竹市で行われる。経済部は、この産官学の交流プラットフォームを通じて、両岸間における産業合作での課題や発展について踏み込んだ討論を行うとしている。
経済部によると、フォーラムは「両岸の産業合作モデルの回顧と展望」、「産業合作の深化と双方向の投資促進」、「新興産業の合作と中小企業の発展」の三大テーマに分け、テーマごとにグループ別で討論する。22日には双方の代表による、フォーラム全体の総括報告が行われ、両岸間の今後の産業合作のための参考及び根拠としていく。
両岸産業合作フォーラムは、台湾の対中国大陸窓口機関・海峡交流基金会の江丙坤董事長(会長:すでに退任)と、中国大陸側・海峡両岸関係協会の陳雲林会長の7度目の会談で署名された「共同意見書」に基づいて行われている。第1回は2011年に中国大陸江蘇省の昆山市で開催された。