行政院主計総処の人力資源調査研究統計によると、台湾における60歳以上の就業者は今年9月に61万人を超え、過去最高になった。平均寿命が伸び、60歳以上の人がこれまでより健康になっていることで、60歳以上で働く人が急速に増えていることが示されている。
主計総処の統計によると、60歳以上の人の労働意欲は2008年以降、年々高まっており、60歳から64歳までの人の労働参与率は、当初の31.9%から今年9月には33.0%に高まった。この年齢層の就業人数は初めて40万人を突破、65歳以上の就業者も加えた場合は61万2000人となり、過去最高を記録した。
2006年における60歳以上の就業人数は40万6000人で、5年間で50%増えたことになる。