電気・電子技術の学会「IEEE」が主催する、第60回「国際固体素子回路会議(ISSCC、International Solid-State Circuits Conference)」が、来年2月に米国のサンフランシスコで行われる。開催を控え、22日には会議で発表される論文209本を選出、台湾の各研究分野の論文19本が発表されることが決まった。論文の多さは米国(73本)、日本(30本)、韓国(22本)に次いで世界4番目。
ISSCCは、電気工学・電子技術の専門家による学会「IEEE」の「固体素子回路協会(SSCS、Solid-State Circuits Society)」が開催する代表的な国際シンポジウム。発表される論文の選考基準は、創造性を有することのほか、実際に技術を生かした完成品を備えていることも重視される。