世界的に有名なパフォーマンス集団、シルク・ドゥ・ソレイユの公演に、台湾の若者3人が、同グループからスカウトされ参加する。廖奕捷さん(国立台湾戯曲学院民俗技芸学科休学中)、林韋良さん(国立台北教育大学在学中)、林宗穎さん(銘伝大学休学中)の3人で、今後1年間、シルク・ドゥ・ソレイユの『キダム』の米国と欧州を巡回する公演に出演、ジャグリングや雑技団での演目となっている、「ディアボロ(中華ゴマ)」の技を披露する。
台湾のディアボロは、高い技巧と全体的なパフォーマンスの芸術性の両面を兼ね備えている。3人はディアボロの名手で、パフォーマンスグループ「飛楽鈴揚」のメンバー。シルク・ドゥ・ソレイユは、これまでディアボロのパフォーマーとして、中国大陸からメンバーをスカウトしており、台湾から選ばれたのは今回の3人が始めて。