外交部は4日、中華民国（台湾）とインドネシアは同日、「駐インドネシア台北経済文化代表処と駐台北インドネシア経済貿易代表処によるモロタイ島開発計画に関する覚書」に署名し、インドネシアのモロタイ島の開発計画を共同で進めることになったと明らかにした。
署名に立ち会った、インドネシア経済担当調整大臣府のRizal Lukman副大臣は、インドネシア側ではモロタイ島に経済特区を設けると述べると共に、島には第二次世界大戦ゆかりの戦跡が多く残っているとして、観光業の発展でも大きな可能性があるとの見方を示した。
モロタイ島はインドネシアの東北、北マルク州に位置し、台湾からは約2600キロ離れている。面積は台湾本島の約5分の1。インドネシア政府はモロタイ島を経済特区とし、国際港湾と国際空港を建設する計画。