台湾の石油最大手、台湾中油株式会社は6日、台北市内で、日本の東京電力など、各国のエネルギー関連企業の専門家や顧問、台湾のエネルギー及び経済に関する研究機関を招き、「天然ガスとシェールガス国際シンポジウム」を開催。「未来のシェールガス及びLNG(液化天然ガス)市場の発展に向けての日本の対応」、「東アジアのエネルギー安全保障とその枠組み」などの基調講演が行われた。
台湾中油では、国際エネルギー価格が高止まりし、アメリカのシェールガスの生産量が増えるに伴い、アメリカの天然ガスがアジアに輸出される可能性が高まっていることはLNG市場での需給と価格に一定の影響をもたらすとしている。