交通部統計処は6日、今年10月の重要交通統計指標を公表した。それによると港湾でのコンテナ取り扱い量は124万TEUで、10月単月では過去最高となった。また、10月に中華民国(台湾)の空港を利用した人は延べ377万人で、前年同月比で7.4%増。ここ6年の10月単月で最高となった。
10月に海外から台湾にやってきた旅行者は前年比で15.1%多い、延べ61万人に。そのうち日本人は延べ12万人。釣魚台列島をめぐる争いによる影響が薄れ、前年月比で4.9%増となった。交通部では、今年1月から10月までの累計では延べ594万人で前年同期比で23.2%成長しており、過去最高だとしている。
自由貿易港区での貿易量では、10月は前年同月比30万トン増の72万トンで単月での過去最高に。増加率は68.9%に達した。10月の自由貿易港区における貿易額は435億台湾元(約1233億日本円)で前年同月比で148億台湾元(約419億日本円)増えて単月での過去最高に。増加率は51.4%だった。