台湾の太陽電池用ウエハメーカー、旭晶能源科技株式会社（EVERSOL）と日本の住宅用太陽光発電システムの施工最大手、株式会社ウエストホールディングスがこのほど、提携覚書（MOU）を正式に締結した。
EVERSOLとウエストホールディングスは2011年11月に業務提携を発表、日本の愛媛県松山市に合弁会社、E-SOLARを設立、年産能力50メガワットの太陽光発電モジュール工場を開設した。EVERSOLはE-SOLARの優位性を用いて日本での太陽光発電システムに参入、ウエストホールディングスグループと協力し、広島で、1.5メガワットの地上設置型太陽光発電所を今年11月に着工している。今月50メガワットの発電所に関する覚書を締結、両社は2013年の年末までに日本で50メガワットの発電所を完成させる。
ウエストホールディングスは日本で最大の太陽光発電システムの施工業者でJASDAQに上場。昨年施工した発電容量は約120メガワットに達し、日本におけるマーケットシェア10％以上の最大手となっている。