2024/05/08

Taiwan Today

経済

海水淡水化プラント、離島・澎湖で増設へ

2012/12/24
澎湖島の海水淡水化プラント。(行政院公共工程委員会サイトより)
離島での水道水不足を解決するため、経済部水利署は澎湖島の馬公市烏崁で、新たに海水淡水化プラントを建設すると決定した。8億台湾元(約23億2,260万日本円)を投じ、1日の生産水量4,000トンの施設を建設する計画。早ければ2014年にも着工、2017年中の竣工を目指す。完成後は業務委託の形で15年の運営を予定している。 また、金門島では1日の生産水量2,000トンの海水淡水化プラントを拡充するとともに、同2,000トンの海水淡水化プラントの設備更新を進める。総工費は約4億台湾元(約11億6,130万日本円)で、2014年にも発注する。水利署はこのほか、2,600万台湾元(約7,550万日本円)を投じ、馬祖の東引島で1日の生産水量250トンの海水淡水化プラントを建設、現在完成後の点検を進めている。さらに、馬祖では楽道沃ダム、紫沃ダムの建設工事を進め、2013年6月に竣工予定となっている。

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