国立故宮博物院は26日、2012年における入場者のアンケート調査結果を発表。回答者のうち90.7%が、施設全体に対する評価で「満足」としていることがわかった。約95%は、家族や友人に参観を勧めると答えた。故宮博物院によると、今年の入場者数は延べ430万人を超えて過去最高となる。
今年のアンケート調査の対象は故宮博物院本館の展示エリアを参観したことのある15歳以上の人で、同博物院の職員やボランティアを除いた944人。中国語、日本語、英語の3言語のアンケート用紙を使用し、対面方式で調査を行った。用紙での回答は調査対象自身が書き入れ、その過程で助けが必要な場合、担当者がサポートした。
調査対象のうち団体客と個人客は約半々で、団体客は中国大陸、香港、マカオからの観光ツアーが中心。回答者のうち、58%は初めて同博物院を参観した人たちだった。