2024/05/03

Taiwan Today

経済

無線インターネット接続、利用者が人口の半数近くに

2012/12/27
台湾では地下鉄の駅でも無線インターネット接続が利用できる。(台北市政府サイトより)

台湾ネットワークインフォメーションセンター(TWNIC)は26日、「2012年台湾無線インターネット利用調査」の結果を発表した。今年10月3日までに、全国の12歳以上の国民で無線インターネット接続を利用した人の数は前年同期比11.9%増の976万人と、全人口の半数近くに上った。

無線インターネットの接続機器に関する調査では、無線インターネット接続を利用する12歳以上のユーザーのうち、接続に利用したデバイスは、ノート型パソコンとスマートフォンが最多。これらのデバイスを利用して無線インターネット接続をした回数が、無線インターネット接続回数の総数に占める比率(相対度数)は、それぞれ53.66(ノートパソコン)と50.52(スマートフォン)だった。また、デジタルデバイス向けアプリの使用状況に関する調査では、これまでアプリをダウンロードして利用したことのあるユーザーのうち、有料アプリのサービスを利用したことがあるのは2割近くに上り、台湾市場においてアプリ産業が高い潜在成長力を持っていることが分かった。

この調査は今年8月27日から10月3日にかけ、電話アンケートの形式で行われた。調査対象は全国の12歳以上の国民で、全国の固定電話利用世帯を母体として抽出された。有効サンプルは1,108件。信頼度は95%、誤差は±1.5%。

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