2024/05/02

Taiwan Today

経済

世界遺産目指す文化遺産に「上元節」と「中元普渡」

2012/12/28
旧暦7月15日の中元普渡で有名な基隆での中元節の様子。(文化部サイトより)

文化部は27日、世界遺産への登録に向け潜在力を持つ文化遺産として、新たに「上元節(旧暦1月15日の元宵節)」と、「中元普渡(旧暦7月15日の中元節、日本の盂蘭盆)」の無形文化遺産を加えると発表した。

これらの文化遺産は、台湾が2010年に、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)」の基準に基づいて、世界遺産登録の潜在力を持つとして選定した4分類10項目の無形文化遺産に続き選定されたもの。2010年に選定されたのは、先住民タイヤル族の口承文化と歴史叙事詩の歌唱、先住民ブヌン族の歌謡、北管音楽戯曲、布袋戯(ポテヒ、伝統人形劇)、歌仔戯(ゴアヒ、伝統歌劇)、糊紙(霊のために燃やす紙製の張り子)、先住民アミ族の豊年祭、先住民サイシャット族の矮霊祭、王爺信仰、媽祖信仰。

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