工業技術研究院(工研院、ITRI)産業経済趨勢研究センター(IEK)は8日、国立台湾大学医学部付属病院国際会議センターで、エネルギーに関するシンポジウムを開催する。テーマは「東日本大震災後の日本のエネルギー政策と省エネルギー政策の方向性」で、日本エネルギー経済研究所(IEEJ)の沈中元研究員が講演する。
IEKは、日本は東日本大震災後、原子力発電所を廃止するかどうかの問題に直面する一方、今後のエネルギー需要にも配慮しなければならないことから、省エネルギー・節電政策を全力で推進していると指摘、これが同じく製造業を柱とする台湾にも参考になると説明している。