経済部工業局は、台湾中部に位置する彰化県と雲林県の三大産業パークの企業誘致を正式に開始した。彰化社頭靴下産業パーク(彰化県社頭郷)と、雲林科技工業区(雲林県斗六市)の第二期、彰化大城産業パーク(彰化県大城郷)の三大産業パークを合わせ、将来的に297億400万台湾元(約899億日本円)の民間投資が促されると見込まれる。
経済部によると、彰化社頭靴下産業パークへの入居を申請する企業は、布地や衣料の卸売業、紡織業、アパレルメーカーなどが主体。今年5月の竣工と企業の入居開始を予定している。また、彰化大城産業パークでは、プラスチック製品や金属製品、非金属鉱物製品の製造業を呼び込む。2015年初めには企業が入居できる予定となっている。
雲林科技工業区の第二期部分については、金属やプラスチック、電子、化学の製造業が主な誘致対象となる。今年末までに企業の工場設置に向け引き渡しが可能となる見通し。