行政院労働者委員会は12日、2013年の最も人気が高い職業に関するアンケート調査の結果を発表した。この調査は昨年12月に行われたもので、36.83％の人が、今年最も人気が高い職業は美容医学に基づいてサービスを提供する「メディカルエステティシャン」だと答えた。次いで17.28％が「健康コンサルタント」、11.33％が「漁船の船長」と回答した。
労働者委員会の統計によると、2012年第3四半期までに台湾を訪れた海外からの旅客のうち、医療サービスを受けた人は8万人を超えた。うち中国大陸からの旅客が4割を占め、なおかつ多くがハイエンドの検診や美容医療関連のサービスを受ける傾向にあった。美容クリニックの統計によると、過去3年間で美容医療関連の手術を受けた男性は2割増加、またクリニックを訪れた顧客10人当たり3人が男性であり、台湾での美容医療の成長を後押しする要素の一つとなっている。
こういった現状を踏まえ、行政院衛生署はこのほど、「美容医学品質認証制度」をスタートさせ、人々が美容医療サービスを受ける際の保証を与えると同時に、中国大陸旅客による台湾での美容医療ブームに対応している。