2024/05/04

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経済

台湾の投資環境、昨年12月も世界4位を維持=BERI評価

2013/01/18
台湾の投資環境は引き続き世界4位、アジアで2位の高評価を受けた。(中央社ニュースサイトより)

米国のビジネス環境リスク評価会社「BERI(Business Environment Risk Intelligence)の2012年3回目(12月)の最新「投資環境リスク評価報告」によると、中華民国(台湾)の投資環境評定(Profit Opportunity Recommendation、POR)は72ポイントで、前回と同じ世界4位だった。評定対象の世界主要50カ国のうち、上位3位はシンガポール、スイス、ノルウェーで、台湾はこれに次ぐ4位、アジアでは2位だった。

BERIの「投資環境リスク評価報告」は毎年3回発表で、評価基準は「経営リスク」、「政治リスク」、「為替リスク」の3大指標から構成される。うち経営リスクはシンガポールに次ぐ2位だった。政治リスクは8位。BERIによると、台湾海峡両岸は引き続き友好的な関係を維持しているとともに、台日の漁業交渉も近いうちに再開される見込みだと指摘、これにより政治リスクが抑えられることが予想され、2013年と2017年には世界6位の水準となると予測した。さらにBERIは、台湾の通貨政策が安定していることから、為替リスクも抑えられたと評価した。総合格付けは「投資に適した地域」を示す1Bレベルで、投資家への提言は「引き続き投資計画を続行」だった。

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