経済部投資審議委員会の最新統計によると、2012年に許可した華僑及び外国資本による投資件数は2738件で、前年比19.93％増加。投資及び増資金額は55億5898万1000米ドルで、前年比12.18％増加。投資の内容は主として商業銀行の経営、集積回路（IC）の設計自動化ツールソフト（EDA）の供給などの事業。
中国大陸からの投資の許可件数は138件で、前年比35.29％増加。投資及び増資の金額は3億2806万7000米ドルで、前年比で650.11％増加した。投資案件は商業港湾区における船舶貨物検数、船舶貨物の積み下ろしと引き受け、コンテナ集散地の運営、商業銀行の経営などの業務。中国大陸資本の対台湾投資の受け入れを2009年6月30日にスタートして以来、これまでに許可した投資案件は342件、投資（増資）許可金額は5億363万4000米ドル。
台湾からの対外投資で2012年に許可された投資案件は321件で、前年比4.9％増加した。投資及び増資の金額は80億9864万1000米ドルで、前年比119.07％増えた。投資案件は投資と持ち株会社の経営、貨物運輸と船務代行、船舶とコンテナのレンタル、国際運輸などの業務。
中国大陸向け投資で昨年許可されたのは454件で、前年比21.04％の減少。投資（増資）金額も109億2440万6000米ドルと、前年比で16.61％減った。投資案件は銀行、携帯電話とその部品などの生産と販売、高純度テレフタル酸の生産と販売などの業務。