経済部国際貿易局は22日、台湾海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の早期収穫計画(関税減免の先行実施計画)執行状況について発表した。それによると、2011年1月から昨年11月までに同計画により減免された関税金額は約6億米ドルに達している。早期収穫計画は2011年1月1日に実施され、今年1月1日からは早期収穫リストにある全品目がゼロ関税となっている。
国際貿易局が中国大陸の関税統計を根拠に明らかにしたところによると、昨年1月から11月までに中国大陸が台湾から輸入した貨物のうち、中国大陸側の早期収穫リストにあるものの輸入額は約185億3600万米ドル。そのうち約76億4400万米ドルはすでに優遇関税が適用されていたため、約4億7800万米ドルの関税が減免された。2011年1月から昨年11月までの累計で、関税減免額は約6億米ドルとなった。
一方、中国大陸の対台湾輸出で中国大陸側が2011年1月から昨年11月までに得た関税減免額は約7281万米ドルだった。