行政院主計総処が31日発表した最新統計（速報値）によると、2012年の台湾の経済成長率は1.25％だった。1人当たり国内総生産（GDP）は2万374米ドル、1人当たり国民総生産（GNP）は2万995米ドル、消費者物価指数（CPI）上昇率は1.93％だった。
主計総処は今年の動向について、世界経済の低迷が一段落することを受け、半導体や電子部品、パネル産業の業績が目に見える形で回復するとともに、半導体業界の設備投資拡大と海外の台湾系企業がUターンすることにより国内の生産能力が拡大、輸出量を押し上げることが見込まれるため、経済成長率は3.53％に達するとの予測を提示した。また、今年の1人当たりGDPは2万1,207米ドル、1人当たりGNPは2万1,784米ドル、CPI上昇率は1.31％との予測を示した。