港湾運営会社の台湾港務基隆支社のスケジュールによると、アジアに定期就航する最大のクルーズ客船、「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」は今年、5~10月にかけ7回台湾に寄港する。また、「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」と同クラス(積載乗客数3,840人)で同じくロイヤル・カリビアン社のクルーズ客船、「マリナー・オブ・ザ・シーズ」は、中国大陸からチャーターの形式で6月から9月にかけ、基隆港に5回寄港する。これにより、アジア最大の大型クルーズ客船による台湾への寄港回数は今年、12回と昨年の4倍になる予定だ。
台湾港務によると、大型クルーズ客船の路線は、中国大陸からのチャーターで台湾海峡両岸を航行する以外は、すべて日本と韓国を航行するものとなっている。