第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドB組の最終戦は5日夜、台湾中部・台中市のインターコンチネンタル球場で行われ、中華民国(台湾)は韓国に2-3で逆転負けしたものの、得失点率によりB組1位となりオランダと共に8強入り、日本の東京ドームで行われる2次ラウンドへの進出を決めた。
韓国との一戦で中華民国は3回表、内野安打で出塁した陽岱鋼選手(北海道日本ハムファイターズ)が林智勝選手(ラミーゴ・モンキーズ)の安打などで本塁を踏んで先制。4回表には郭厳文選手(モンキーズ)の二塁打に陽岱鋼選手の適時打で1点を追加して2点をリードしたが、8回裏、韓国に3点奪われて惜敗した。
WBCの1次ラウンドは16チームを4組に分けて実施。B組をトップで通過した中華民国の代表チームは6日に日本の東京入り。8日に2次ラウンドの初戦を行う。東京ドームでの2次ラウンドには中華民国、日本、キューバ、オランダが出場。初戦の相手は未定。