2024/05/03

Taiwan Today

経済

米半導体製造装置大手、台湾にR&D拠点を設置

2013/03/14
米国の半導体製造装置大手、アプライド・マテリアルズは台湾で研究開発(R&D)実験室を設立する。写真は来台の際に馬英九総統(右)と会見した同社のマイケル・R・スプリンター取締役会会長兼最高経営責任者(CEO)(左)。(総統府ニュースリリースより)

経済部は13日、米国の半導体製造装置大手、アプライド・マテリアルズが台湾で研究開発(R&D)実験室を設立すると発表した。同社の台湾事業としては製造センター設置に続くもので、将来的に1,000億台湾元(約3,229億日本円)以上の経済効果をもたらすとみられている。

経済部によると、アプライド・マテリアルズは、ディスプレイと半導体の製造装置では世界最大手。同社の計画によれば、台南サイエンスパークで「先端ディスプレイ技術研究開発実験室」を設立。大型パネル、タッチパネル向けに、最先端の化学気相成長(CVD)法や物理気相成長(PVD)法を生かした設備技術を導入する。台湾のディスプレイ産業のサプライチェーンでは、生産額1,000億台湾元以上が押し上げられると見込まれている。

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