行政院研究発展考核委員会(研考会)の「個人/世帯デジタルオポチュニティー(情報機会)調査」によると、昨年の台湾における12歳以上の人のパソコンの利用率は78.0%だった。インターネット利用率は73.0%。男女別でみた場合、パソコンとインターネットともに、利用率は男性が女性を上回っている。
インターネット利用率を県・市別にみると、台湾北西部の新竹市が79.7%でトップ、次いで台北市が78.5%だった。一方、台湾中南部の嘉義県(63.1%)と、離島の澎湖県(64.9%)は比較的低く、どちらも6割台にとどまった。また、インターネットを利用した人のうち、77.3%がモバイルデバイスでインターネットに接続していることが明らかになった。スマートフォンやタブレット型パソコンの普及が急速に進んでいることが背景にある。