Taiwan Today

財団法人国家実験研究院（国研院）国家地震工程研究センターは19日、初の国産「全方位的橋梁光ファイバー監視システム」を発表した。光ファイバー、物理、構造技術を結びつけた、橋梁に対する画期的な全方位的な即時監視システムで、将来的には高速鉄道や鉄道、高速道路、交通システムなどにも利用が可能だという。 国研院では、この技術は多くの観測ポイントを設けられるのが長所で、光ファイバー1本に30から40のセンサーを取り付けられ、橋梁の各継ぎ目での伸び縮みを観測可能と説明。24時間体制での監視ができる他、通信のクオリティも高く、遠距離からの監視でも問題が無い。橋梁に異常が見られた場合、システムはクラウド通信を通してパソコンやスマートフォンで管理機関に通報すると共に、橋を通行止めにするなど緊急処置を行う。