2024/05/02

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経済

台湾、肝臓移植患者の10年生存率70%で米に接近

2013/03/25
台湾における肝臓移植手術の生存率は70%で米国のレベルに接近。(高雄市政府サイトより)

行政院衛生署中央健康保険局(健保局)は22日、2001年から2011年までに台湾で行われた肝臓移植手術の患者2623例の生存状況についての分析結果を公表した。それによると、術後の3年生存率は80%前後を維持、5年生存率は約76%だった。10年生存率は70%前後でアメリカのレベルに近い。

健保局では、全体的に見て、台湾で肝臓移植手術を受ける人は増加傾向にあると指摘。2001~2004年は418例だったのに対し、2005~2008年は978例へと増加、さらに2009~2011年は1227例となっている。18歳以下で手術を受ける人が比較的多い病院で、3年と5年生存率で上位3位となったのは、長庚病院の高雄院区(台湾南部高雄市)、台北市にある国立台湾大学付属病院、台湾中部・台中市にある台中栄民総病院だった。また、18歳以上で移植手術を受ける人が比較的多く、3年と5年生存率で上位3位は、長庚病院の高雄院区、国立台湾大学付属病院、台湾中部・台中市の中国医薬大学付属病院だった。

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