世界最大の高等教育評定団体、「高等教育質保証機関の国際的ネットワーク（International Network for Quality Assurance Agencies in Higher Education：INQAAHE）」の2013年度年次総会及び国際シンポジウムが9日、台北市内で開幕した。世界56ヶ国から200名の評定専門家が台湾に集い、高等教育評定について話し合う。
中華民国（台湾）の「財団法人高等教育評鑑中心基金会（HEEACT）」ではこれに先立ち8日、日本の大学基準協会（JUAA）、タイの全国教育水準・質評価局（ONESQA）とそれぞれ覚書を交わし、台湾、日本、タイの三方が評定人員の相互訪問や派遣、並びに交流と評定実務の共同推進に取り組んでいくことで合意した。
INQAAHEは1991年に創設された。会員団体は178、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、ノルウェー、スウェーデン、日本、オーストラリアなど世界80ヶ国あまりに広がっている。