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経済

IUCNの専門家らが翡翠ダム視察、世界のカメ類保護で協力へ

2013/07/02
IUCNの専門家たちが翡翠ダム水源保護エリアでカメを調査。(台北翡翠ダム管理局サイトより)

国際自然保護連合の淡水カメ及びリクガメ専門家グループ(IUCN/SSC Tortoise and Freshwater Turtle Specialist Group)の主席、Peter Paul van Dijk博士ら3人は1日、台湾北部・新北市にある翡翠ダム水源保護エリアを視察、台湾での分布範囲が最大で最も安定していると認知されている野生のセマルハコガメとミナミイシガメを調査した。

一行はまた、アジアで現在絶滅が危惧されているカメ類の保護の現状について台湾の専門家らと意見を交わした。セマルハコガメとミナミイシガメは、現在IUCNのレッドリスト(絶滅の恐れのある生物種のリスト)における絶滅危惧種に指定されている動物である他、ワシントン条約(CITES)の附属書Ⅱの動物であり、保護の状況には世界から高い関心が寄せられている。

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